婚活でMBTIを使う|プロフィールに書くべきか、相性が悪いと出たらどうするか

執筆者:

カテゴリ:

婚活でMBTIを使うのイメージ

活用シーン

婚活でMBTIを使う

MBTI相性図鑑

婚活アプリのプロフィールにMBTIを書く人が増え、MBTIを条件にした婚活パーティーやイベントも開かれています。

このページでは、書いたほうがいいのか、相性が悪いと出た相手をどう考えるかを整理します。

このページの中身(13項目)
  1. 先に、MBTIが何ではないか
  2. プロフィールに書くべきか
  3. MBTI婚活パーティー・イベントについて
  4. 「相性が悪い」と出たらどうするか
  5. 会って確かめるべき5つ
  6. 相手のタイプを推測しない
  7. 結婚後に効いてくる差
  8. まとめ
  9. タイプ別・プロフィールの書き方
  10. 相手からMBTIを聞かれたら
  11. 「相性が良い」と出た相手でも確かめること
  12. よくある質問
  13. 最後に

先に、MBTIが何ではないか

日本MBTI協会は、MBTIについてこう書いています。

個人をタイプに分類したり、性格を診断したりすることが目的ではありません

相手を選別する道具ではないということです。マッチングの精度を上げるアルゴリズムでもありません。

このサイトでは16タイプ×16タイプの相性一覧(240組)を出していますが、あれは「この組は結婚できる/できない」の判定ではありません。何がぶつかりやすく、何が噛み合いやすいかを、理由つきで並べたものです。

先に、そこだけはっきりさせておきます。

このページの内容と「MBTI」の関係(2026-08-28 確認)

当サイトのタイプ診断は、正式な MBTI ではありません。日本MBTI協会は公式サイトで、MBTI は「必ず『MBTI』の取扱有資格者である認定ユーザーを介して受検いただくもの」であり、「認定ユーザーを介さずに受検されるものは、有料無料を問わず、すべて弊協会及びJapan-APTの取り扱う『MBTI』とは全くの別物」と明記しています。

同協会は MBTI について、「個人をタイプに分類したり、性格を診断したりすることが目的ではなく、回答した個人一人ひとりが、自分の心を理解するための座標軸として用いることを最大の目的」としています。当サイトも、相手を分類したり、相性を保証したりするものではありません。読み方の手がかりとしてお使いください。

MBTI and Myers-Briggs Type Indicator are registered trademarks of the Myers & Briggs Foundation in the United States and other countries.

プロフィールに書くべきか

書く利点

利点中身
会話の入口になる「INFPなんですね」から話が始まる。共通の話題を探す手間が減る
説明が短くて済む「一人の時間が要る」を長文で書かなくても伝わる
同じ言語を持つ相手が来るMBTIを知っている層に届く

婚活で最も時間を食うのは、お互いの前提を説明し合う工程です。タイプ名はそこを短縮します。

書く副作用

副作用中身
来る前に切られる「このタイプは無理」で除外されることがある
先入観が固定される会う前から「こういう人だろう」と思われる
知らない層に届かないMBTIを知らない人には意味のない文字列

とくに1つ目は無視できません。タイプ名は、フィルタとして使われます。

結論

書くなら、タイプ名だけにしないでください。

弱い INFPです。 強い 一人の時間が週に何時間か要ります(診断ではINFP)。 休日は片方が出かけて片方が家、でも平気な方だと嬉しいです。

後者は、相手がMBTIを知らなくても伝わります。そして、知っている相手には両方伝わります。

タイプ名は補足に置き、行動と希望を本文に書く。これが副作用を減らしつつ利点を残す形です。

MBTI婚活パーティー・イベントについて

タイプを条件にしたイベントは実際に開かれています。参加する前に、次を確認してください。

何を基準に組んでいるか

主催によって基準が違います。「相性が良いとされる組み合わせ」で組む場合もあれば、「同じタイプ同士」「N型だけ」といった括りの場合もあります。

どの基準かで、会う相手がまったく変わります。申込前に確認してください。

タイプは自己申告か

ほとんどが自己申告です。公式のMBTIを受けた人はごく少数で、多くはネット診断の結果です。この違いは16personalitiesとMBTIの違いで整理しています。

自己申告である以上、正確さは期待できません。「そう名乗っている人が集まる場」と理解して参加するのが現実的です。

相性で絞ることの限界

相性の良い組み合わせだけを集めても、会って合わないことは普通にあります。

タイプが説明できるのは、すれ違いの起きやすい場所であって、好きになるかどうかではありません。好みの顔、声、におい、話す速度、金銭感覚——これらはタイプに含まれていません。

「相性が悪い」と出たらどうするか

まず、理由を読む

相性一覧(240組)では、判定の理由を添えています。理由まで読むと、たいてい条件付きです。

たとえば「決め方が違う」という理由なら、決めごとを分担すれば消える問題です。「話す量が合わない」なら、一緒にいる時間の設計の話です。

「相性が悪い」で止めると、対処のしようがありません。理由まで読むと、対処できる形になります。

相性表の使いどころ

相性表は、相手を選ぶためよりすれ違ったときに読むほうが役に立ちます。

  • 連絡の頻度が合わない
  • 予定を決めたい人と、決めたくない人
  • 話しながら考える人と、考えてから話す人

これらは、付き合ってから出てきます。そのときに「性格が悪い」ではなく「進め方が違う」と読み替えられると、話し合いになります。

タイプ別の恋愛の傾向は各タイプの恋愛傾向で、結婚生活で出る差はMBTIと結婚で扱っています。

「相性最悪」と書かれた組でも

結婚している人はいます。当たり前ですが、相性表は統計でも予測でもありません。

このサイトの判定は、どういう場面でぶつかりやすいかを整理したものです。ぶつかる場面が分かっているなら、避けるか、先に決めておくかができます。むしろ有利です。

会って確かめるべき5つ

タイプより先に確かめたほうがいい条件があります。これらはタイプに含まれていません。

条件なぜ大事か
お金の使い方価値観の差が最も生活に出る
働き方と勤務地同居できるかを決める
子どもについての考え後から変えにくい
親との距離結婚後に必ず出てくる
家事の分担観毎日発生する

MBTIが説明するのは、この5つの「話し方」であって、「答え」ではありません。

たとえばJ型(計画型)とP型(柔軟型)の違いは、家事の分担を決めるときの進め方に出ます。決めてから動きたい人と、やりながら決めたい人。どちらが正しいわけでもありません。ただ、先に知っておくと、揉め方が変わります。

相手のタイプを推測しない

婚活の場でよくあるのが、相手の言動からタイプを当てにいくことです。

これはやめたほうがいいです。理由は2つあります。

  1. 初対面の振る舞いは、タイプよりも緊張で決まります。普段よく話す人が黙り、普段静かな人が喋ることがあります
  2. 当てたタイプで相手を見ると、そのタイプらしい面ばかり目に入ります。確かめているつもりで、確かめていません

倫理規定にも、こうあります。

個人のタイプ結果は…本人に無断で第三者に渡してはならない

本人が名乗っていないタイプを、周囲で決めつけて共有するのは、この考え方から外れています。

結婚後に効いてくる差

婚活の段階では見えにくく、一緒に住むと毎日出てくる差があります。

場面出やすい違い
休日の過ごし方外に出て回復するか、家で回復するか
予定の立て方先に決めたいか、当日決めたいか
揉めたときの反応その場で話したいか、時間を置きたいか
家の片付け見える場所を優先するか、機能を優先するか
報告の量何でも共有したいか、要点だけでいいか

どれも優劣がありません。ただ、違うことを知らないと「気が利かない」「重い」と解釈されます。

このすれ違いを、性格の問題ではなく進め方の違いとして扱う方法は、MBTIと伝え方にまとめています。

まとめ

  • 公式は「個人をタイプに分類したり、性格を診断したりすることが目的ではありません」としています。選別の道具ではありません
  • プロフィールに書くなら、タイプ名だけにせず、行動と希望を本文に
  • 婚活イベントは何を基準に組んでいるかを先に確認してください
  • 「相性が悪い」は理由まで読むと、たいてい条件付きです
  • お金・働き方・子ども・親・家事は、タイプより先に確かめてください

タイプ別・プロフィールの書き方

タイプ名の代わりに、行動として書く例です。相手がMBTIを知らなくても伝わります。

タイププロフィールに書くと伝わること
INFP一人の時間が要ります。でも決めたことは長く続けます
ENFP思いつきで誘うことが多いです。断ってもらって大丈夫です
INFJ考えてから話すので、返信が少し遅いことがあります
ENFJ相手に合わせすぎる癖があるので、希望は言ってほしいです
INTJ先の計画を立てるのが好きです。旅行は下調べ担当します
ENTJ決めるのは得意ですが、押し付けないよう気をつけています
INTP「なんで?」と聞く癖があります。詰めているわけではないです
ENTP話が広がりがちです。まとめ役の人と合うと思います
ISFP大人数より二人が好きです。行きたい場所は溜めています
ESFPその場を楽しむ方です。計画は相手にお任せしたいです
ISTP口数は少なめですが、頼まれたことは直します
ESTP思い立ったら動きます。付き合ってくれる人だと嬉しいです
ISFJ気づいたら手を出す方です。無理していたら止めてください
ESFJ予定を合わせるのが好きです。連絡はこまめな方です
ISTJ約束の時間は守ります。急な変更が少し苦手です
ESTJ段取りを組むのが好きです。任せてもらえると助かります

そのまま使わないでください。自分に当てはまる部分だけ残し、実際の行動に書き換えてください。当たっていない項目を書くと、会ったときに食い違います。

相手からMBTIを聞かれたら

「MBTI何ですか」は、いまや血液型の代わりに使われる質問です。

答えたくない場合は、「診断は受けたことがなくて」で問題ありません。受検の是非は本人の意思で決まるというのが公式の考え方です。

答える場合は、タイプ名のあとに1つ具体例を足すと、そこから会話が続きます。

「INTJって出ました。旅行の計画を全部立てちゃうタイプです」

タイプ名だけだと、相手が知らなかった時点で会話が止まります。

「相性が良い」と出た相手でも確かめること

相性の判定が良かったからといって、確かめる項目が減るわけではありません。

前述の5つ(お金・働き方・子ども・親・家事)は、タイプが一致していても差が出ます。同じINFJ同士でも、片方は貯める人で片方は使う人ということが普通にあります。

相性表は、すれ違いの起きやすい場所の地図です。地図が良くても、行き先が違えば合いません。

よくある質問

Q. プロフィールにMBTIを書くと、来る人が減りますか

減ることも増えることもあります。MBTIを知っている層には届きやすく、知らない層には無意味です。書くなら、タイプ名だけでなく行動も添えてください。行動なら誰にでも伝わります。

Q. 相手が名乗ったタイプが、会ったら違う気がします

よくあります。ネット診断は日によって結果が変わります。また、初対面の振る舞いは緊張の影響を強く受けます。名乗ったタイプより、目の前の言動を見てください。

Q. 相性最悪と書いてあったのですが、諦めるべきですか

いいえ。相性一覧(240組)の判定は、ぶつかりやすい場面の整理です。場面が分かっているなら、先に話し合えます。知らずに進むより有利です。

Q. 自分のタイプが分かりません

MBTI診断(無料)から確かめられます。結果が毎回変わる場合は、どちらの面もあるということです。プロフィールには、より当てはまる行動のほうを書いてください。

Q. 結婚してから相性を調べるのは意味がありますか

むしろそちらが本来の使い方です。公式の倫理規定は「組織における個人と組織全体の満足度を高めるために利用すべき」としています。関係を選ぶためではなく、続いている関係を良くするための道具という位置づけです。

結婚生活で出る差はMBTIと結婚に、伝え方のずれはMBTIと伝え方にまとめています。

最後に

婚活でMBTIが使われるのは、短時間で相手を知りたいからです。その目的は正しいものです。

ただ、タイプ名で分かるのは「話し方の癖」までです。お金の使い方も、家族との距離も、子どもについての考えも、タイプには入っていません。

タイプは会話を早く始めるために使い、確かめることは別に確かめる。この分け方ができれば、便利な道具だと思います。